CASE STUDY No3

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ライブをつくる仕事。 ライブビジネス

日本国内4都市で6つのコンサートホールZeppを運営/展開。
コンサート、イベントの運営だけではなく国内外で様々なジャンルのイベントの企画、 制作を行う。

海外ライブ上等、ZEPPホールネットワークライブ制作担当。 WHITE6 2016年入社
「Zepp」の新しい活用法を考えるビジネス開発、実際にライブをカタチにする制作を兼務。

全国4都市6ヶ所で運営しているコンサートホール Zeppの本部で、会場の運営支援、新規ビジネス開発を担当しながらライブイベントの国内公演、海外公演の制作のサポート業務を行なっています。“ライブビジネス”と一言でいっても、アーティストによる音楽ライブやフェスだけではありません。Zeppでは、パブリックビューイングやファッションショーなど、様々なジャンルのライブイベントを開催しています。新規ビジネス開発では、そうしたZeppの新しい活用法を考えています。また、人気キャラクターとのコラボグッズを開発するなど、Zeppを1つのブランドとして捉えた新事業も展開しています。常に新しいことを考え実際に試してみるプロセスは楽しくもあり、大変な点でもあります(笑)。

ライブ制作は、チーム作りから始まります。アーティストのマネジメントなどから相談を受け、費用やスケジュールをZeppの制作担当者がプランニング。それをもとに、舞台監督や美術・照明スタッフなど、外部から最適なスタッフをアサインしてチームを作ります。僕はまだ先輩チーフに付いて勉強中ですが、チーフになると予算、時間、人、すべてを管理し制作を引っ張っていく立場になります。学生時代、アルバイトで機材搬入のお手伝いやK-POPアーティストの通訳などライブの現場で働いていましたが、社員として内側からライブ制作に携わり、予算を目にするようになってからはライブをよりビジネス的視点で見るように意識が変わりましたね。

飛行機にアイドル、メタル、アニメ、ロック…ジャンルも国も様々な現場を経験。

携わるライブイベントのジャンルは本当に幅広くて。「レッドブル・エアレース」という大規模な飛行機レースイベントや、アイドルグループのコンサート、メタルバンドのライブなどなど。「Anime Festival Asia」という日本のアニメカルチャーのイベントではジャカルタ公演の制作に関わり、言語が通じない、機材や環境が不足しているなど日本とは異なる中で制作を経験することができました。SPYAIRの韓国ライブでは、韓国側のスタッフと日本のスタッフの間に立って情報のやり取りをしました。ライブ当日、現場で1900人の観客が最後のアンコール曲を一斉に歌う場面は感動的でしたね。そして、制作チーフの先輩やスタッフ、メンバーの方々から「君が来てくれて本当に助かったよ」という一言を頂いた時の“やりがい感”は格別でした。

演者の魅力を理解する、表現手法を学ぶ。コネクションを増やす、先輩を真似る。

たくさんの先輩チーフに付いて勉強させてもらっていますが、皆さん口に出していろいろとアドバイスをくれる感じではありません。「見て育て」というスタンスなので、とにかく現場について真似するようにしてます(笑)。「このアーティストには、この舞台監督」というように、ライブによって最適なスタッフをアサインできるようになることは大切です。マッチングの引き出しを増やすように、現場ごとに変わるスタッフの方達の名前や連絡先をとにかくメモして、いつでも相談できる関係を築くようにしています。プライベートでライブへ行く時も、「いい照明の人いないかな」とアーティストだけじゃなくスタッフさんを見るようになりましたね。

ライブを作る上で、アーティストを理解することは必須です。「どうしたらさらにカッコいいライブにできるだろう?」と考えながら、楽曲もライブ映像もすべて見直します。また、特にアメリカなど海外では、新しい機材をいち早く取り入れてとんでもないステージを作っていたりするので(笑)、そうした映像も積極的に見て学んでいます。最近ではプロジェクションマッピングなど、新しい技術もどんどん増えて、ステージづくりでできることもどんどん増えています。そうした表現の選択肢を自分の中で増やし、それを実現させるために必要なスタッフの方とのつながりも合わせて増やしていけるようにと日々努めています。

世界各国にZeppを作り、ワールドツアーへ。日本のエンタテインメントを届けたい。

コンサートホール Zeppを世界各国に作ることが目標です。Zeppの強みは、どの会場もすべてステージ、音響システム、照明システムが同じ規格という点です。Zeppがあれば、どんな国でも効率的に同じクオリティでライブができます。Zeppでワールドツアーを行い、日本のエンタテインメントを世界中のみなさんに体験してもらえたら最高ですね。海外にもコネクションを増やすために、国際音楽カンファレンスなどのイベントに行き、ロシアやインドなど海外のコンサートプロモーターにZeppを紹介する活動もしています。まずはアジア市場の攻略です。コンサートホール Zeppがアジア最高の“Venue(会場)”になれるように、ライブ制作会社 Zeppライブがアジア最高のコンサートプロモーターになれるように貢献していきたいです。

career

2016年4月:入社
2016年5月:Zepp東京、Zeppダイバーシティ東京にてZepp会場運営研修
2016年8月:Zeppライブの制作部兼務になりライブ制作を担当

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