CASE STUDY No2

facebooktwitter
世界に拡がるアニメをつくる仕事。ビジュアルビジネス

アニメ、実写映像の企画/制作、映画配給、キャラクター商品化、イベント企画、パッケージ販売、デジタル配信など
幅広い事業を国内外で展開し、様々な形でアニメの魅力を訴求していくビジネスを行う。

大ヒット上等 アニプレックス 宣伝担当 あい 2012年入社
プロモーション戦略から、販促物の制作まで。アニプレックス作品を多くの方に届けるための活動。

映画やテレビアニメ、そしてそのブルーレイ、CDといったパッケージ商品、最近ではゲームアプリなど、アニプレックスの作品をより多くの方に見てもらう、購入してもらうための宣伝業務を担当しています。プロデューサーは、プロモーション全体の戦略を考えるところからポスターなど販促ツールの制作といった細かなところまで、宣伝活動に関するすべてに携わります。作品の企画が上がった段階で、僕たちにはその概要が共有されるので、「やりたい!」と思えば、立候補して担当できることもあります。概ね1人の宣伝担当が、複数の作品を同時並行で担当していて、忙しい毎日を送っています。

「劇場版 ソードアート・オンライン –オーディナル・スケール-」の宣伝プロディーサーに。規模の大きな映画作品に、学びも大きい。

2016年度は映画を複数担当させて頂き、3作品の宣伝プロデューサーにつきました。映画の宣伝はテレビアニメに比べて、予算も大規模なもので、その分作業量も多いのですが、それを複数担当させて頂くのは初めてのことでした。映画の場合、作品公開の1年以上前から宣伝のプランニングが始まることも多いと思います。携わる期間が長期に渡る中で、自分が好きな作品だったり、「ヒットさせたい!」、「世の中に伝えたい!」と思える作品に立候補して担当できるチャンスがあることは、アニプレックスの良いところだと思います。作品への愛情は、仕事を進めていく上での一番のモチベーションになりますから。

今は、「劇場版 ソードアート・オンライン –オーディナル・スケール-」(現在公開中)のことで、てんやわんやです。夢にも仕事の追っかけが出てきちゃいました(笑)。国内151館(全世界1400館以上)という公開館数は、アニプレックスの歴史の中でも最大規模なので、初めての経験ばかりで日々学ぶことが多いです。規模が非常に大きい分、関わる人も多くて。1、2時間打ち合わせで席を離れているだけで、すべて片付けていたはずのメールが100件以上届いていることもあります(笑)。イベントに関する業務やテレビ番組とのやり取りなど。それだけたくさんの宣伝活動ができている証でもあるので、嬉しい悲鳴という感じです。

上司に頼る、ご飯に行く(笑)。“ホウレンソウ”で人をうまく巻き込んでいく。

自分1人でなんでもやろうとすると、本当にうまくいかないんです。宣伝プロデューサーは作品全体の動きを把握し管理しなければならない立場ですし、人を巻き込んで進めていくことの重要さを、最近痛感しています。上司や先輩に頼るのも大事ですね。もう頼りまくってます(笑)。僕は28歳で、中堅のような若手のようなポジションですが、それでも壁などなく、皆さん快く相手をしてくれます。自分よりもずっと経験も知識も持っている方たちなので、一人では行き詰まっていたことも、周りに相談することで解決できることがたくさんあります。

いわゆる「ホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)」って、昔からよく耳にしますし、簡単そうに見えますけど、実は結構難しいですよね。特に自分がわからないことを相談する時って、恥ずかしさみたいなものを感じるし、ミスを報告する時も「怒られたらどうしよう」とか新入社員のときはよく思っていました。自分の中で勝手にハードルが出てきちゃうと思うんです。でもそんなときこそ「ホウ・レン・ソウ」です!「ポパイかよ!」と思われるくらい、「ホウ・レン・ソウ」に愛し愛される人間になれると、仕事が楽しくなると思います。あと、「飯を食いに行く」というのは大事(笑)。新しいアイデアが必要とかモチベーションを上げなきゃとか、とにかく“飯に行くのが解決策”みたいな瞬間があるような気がします。社内の人ともそうですし、作品の関係者や取引先の方など、作品に関わる色々な方と積極的にご飯に行っています。そこで生まれた関係性やアイデアが、プロモーションとして実施されることも多々あります。「ホウ・レン・ソウ」もそうですけど、「人と話す」ことは本当に大切だと思います。

定型の宣伝手法を見直し、新しいアニメ宣伝のカタチを創造する。

アニメの宣伝には「○○を作る」「○○に広告を出す」みたいに、長い間当たり前のようにやってきて定番化してきたことがあると思います。でも、立ち止まってみると「本当に必要なのかな?」「こっちの方が良くない?」みたいなことがあると思うんです。アニメの宣伝は車や通信会社の宣伝みたいに予算が山ほどあるわけではないので、少ない予算の中でどう届けるか、アイデア勝負だと思っています。これまでの常識にとらわれず、新しい宣伝の手法を作って大ヒットを作れたら嬉しいですよね。アニプレックスは若手の意見や新しいアイデアをどんどん聞き入れてくれる環境ですし。とはいえまだ良いアイディアを思いついていないので、一緒に考えてくれる方を大募集します!(笑)

career

2012年4月:入社・営業部配属。
2013年2月:宣伝部へ異動。
2014年10月放送:「四月は君の嘘」宣伝プロデューサー。
2016年1月放送:「僕だけがいない街」宣伝プロデューサー。
2016年4月~:映画「告白実行委員会シリーズ」宣伝プロデューサー。
2016年10月発売:OVA「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い」宣伝プロデューサー。
2017年2月公開:「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール」宣伝プロデューサー。

このグループ会社を見るこの職種を見る
View More CASE STUDY
変化中